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マツモト建築芸術祭2023 会場と出展作家のご案内

今年、第2回となる「マツモト建築芸術祭2023」の会場と出展作家を発表いたします。

19会場に17人のアーティストが参加、新たな会場として9か所が加わりました。

全ての会場をご覧いただくには有料パスが必要となりますが、屋外など無料会場もあり、街歩きしながら芸術祭を体感できるようにしています。

松本の街並みを形作る《名建築》とアートの競演をお楽しみください。


01)信毎メディアガーデン(新)× 井村 一登 【有料】

長野県出身の建築家、伊東豊雄氏設計の現代建築には、井村一登。昨年に続き伊東建築での展示となり、異なる建築ではどのような印象となるのか、光と影のコントラストが特徴的な空間で新たな展示を試みます。


02)池上邸 土蔵 × 井田 幸昌(新)【有料】

明治時代に米蔵として建てられた洋風の土蔵に、世界的に活躍し勢いのある井田幸昌の彫刻作品を展示。普段暗闇に閉ざされた空間を月のように照らし出すような作品にしたいとの祈りを込めて出展します。


03)旧三松屋蔵座敷(はかり資料館(新)× ドローグ・デザイン(新)【有料】

洋風のデザインを取り入れた蔵座敷では、オランダで発足したデザインユニットで現在は多岐にわたる活動をするドローグ・デザインのプロダクトを展示。芸術祭のコンセプトの別表現として取り組みます。


04)珈琲茶房かめのや/ALPS COFFEE LAB(新)× 飯沢 耕太郎(新)【メニュー注文要】

人気の珈琲店とその姉妹店の2会場で、日本の写真評論家の第一人者、飯沢耕太郎の展示を行います。詩集におさめた写真やイラスト、立体作品を展示。コーヒーと本という組み合わせもお楽しみください。


05)レストランヒカリヤ × 後藤 宙(新)【有料】

明治時代の蔵屋敷の奥にあるフレンチレストランを展示会場にするのは、糸を使った立体作品やインスタレーションを制作する後藤宙。蔵と作品がコラボレーションすることで生まれる空間的変容に挑戦します。


06)かわかみ建築設計室 × MISSISSIPPI(新)【有料】

松本の看板建築の中で最も美しいとも言われる建物には、メインビジュアルを担当するMISSISSIPPIの平面作品を展示します。コミック作家でもある彼の作品から放たれる独特の空気感が建物を満たします。


07)下町会館 × 青木 悠太朗(新)【有料】

上土通りにある元は薬屋だった木造3階建の看板建築では、彫刻家、青木悠太朗の作品を展示。かつて滞在していたメキシコシティでの体験をはじめ、ここ松本をテーマにした作品も発表します。


08)上土シネマ × 河合 政之(新)【有料】

芸術祭の総合案内所を兼ねる上土シネマでは、映像作家の河合政之が大劇場・小劇場とも使って松本の取材をを通して新たな息を吹き込んだ作品を上映します。会期中はライブも予定しています。


09)割烹 松本館 × 福井 江太郎(新)【有料】

太田南海と金子嶺挙による豪華絢爛な大広間に挑むのは、世界的に活躍する日本画家、福井江太郎。迫力あるダチョウが広間を駆け回るさまは圧巻です。


10)かき船(新) × 中島 崇 【無料】

昭和初期に開業した牡蠣料理を提供する屋形船。陸に上がった不思議な建物には、大規模なインスタレーションを得意とする中島崇が挑みます。お堀を舞台に、自然の中で変化する作品の妙をお楽しみください。


11)松本市役所本庁舎 展望室(新) × 中島 崇 【無料】

松本城を臨むベストスポットともいえる、松本市役所の展望台。中島崇は街や山を一望できる空間を使い、現状や未来について思いを馳せるような作品を制作します。鑑賞は平日のみ、無料会場です。


12)旧油三洋裁店(新)× ヨーガン・アクセルバル(新)+amachi.(新)【有料】

今回、六九商店街にもエリアを広げました。廃墟となっていた建物が、ボランティアの手により清掃修繕、息を吹き返しました。吉本天地の服をまとった酒店街の人々を、ヨーガン・アクセルバルが作品にします。


13)旧高松屋商店(新)× 村松 英俊(新)【有料】

こちらも六九商店街で物置になっていた昭和の香りあふれる建物です。既製品の一部を大理石などの石に置き換え一部が石化したかのような作品を制作する村松英俊が、建物にも悠久の時を刻みます。


14)松本市立博物館(新)× 白鳥 真太郎 【無料】

今年10月に移転開館予定の博物館。正面の大きなガラスに展示するのは、松本市出身で日本の広告界を牽引してきた白鳥真太郎です。開幕イベントでは実家の白鳥写真館を一日限りで復活させ撮影会を行います。


15)コーヒーラウンジ紫陽花 × MISSISSIPPI(新)【無料】

MISSISSIPPIは、松本城前にあるビルの壁画に挑戦しました。古い建物から出てきたモンスターが気持ちよさそうに寝そべります。初日のトークイベントでは壁画制作への思いについて語ります。


16)池上百竹亭 茶室 × ステファニー・クエール(新)【有料】

手入れされた見事な庭園の静かな茶室に潜むのは、ステファニー・クエールの生命力あふれる動物たち。気鋭の華道家、上野雄次が空間設計を担当。芸術祭がこだわる「セノグラフィー」の境地に挑戦します。


17)旧小穴家住宅(新)× 鬼頭 健吾 【有料】

昨年国の登録有形文化財に指定された大正時代の住宅には、昨年NTT東日本のビルをジャックした鬼頭健吾が展示します。日常的な素材を組み合わせたカラフルなインスタレーションが、建物を一変させます。


18)旧司祭館 ×  CALMA by Ryo Okamoto(新)【無料】

長野県内に現存する最古の西洋館には、CALMA by Ryo Okamotoによる作品を展示します。未来の部族をテーマとし、バイクや骨董、立体、平面、インスタレーションなど多様な手法で制作します。